第二種郵便物 圧着ハガキ

はがき

圧着ハガキの仕様について

基本は通常のハガキと同じ条件となり、仕上がった状態で、重さ、サイズとも規格を満たしていなけければなりません。
圧着ハガキサイ

圧着ハガキでよくあるトラブル

圧着ハガキは、通称が圧着ハガキであり、郵便法ではハガキに薄い紙を貼り付けることが認められている点を利用した「添付物を貼り付けたはがき」ということになります。
ハガキ規定の他、特に以下の4点の注意が必要です。
①ハガキ本体に全面密着した状態で添付する必要があります。
全面密着ですので、A4サイズでよくあるフチ糊式はNGです。
主な圧着方式は「ニス圧着」「フイルム圧着」「先のり圧着」です。一般的にニスとフイルムはカラー印刷が綺麗に仕上がりますので、販促用に使われ、先のりはカラー印刷があまり綺麗にできませんので、1色または2色印刷の通知書系によく使用されます。

②ハガキ本体は一番い大きい面となり、本体に郵便はがき(POSTCARD)の表記が必要です。
条件を満たす為に、主にずらして圧着する(ミミができる)「ずらし加工」、圧着面の角をカットする「コーナーカット加工」圧着面に穴をあける「穴あけ加工」があります。また、ずらし加工の場合、表示位置が中心ではなく端に表記するのは規定違反です。
販促用(ニス、フイルム圧着)は、ずらし加工かコーナーカット加工のどちらかです。
ズラシ式
コーナーカット
穴あけ
③宛名にラベルを使用する場合は注意が必要です。
はがき本体に添付できるのは各面1枚です。V型圧着ハガキで宛名ラベルが貼れるのは、本体のみです。Z型圧着ハガキは両面にすでに添付されているので、ラベルの使用は厳密に言うとNG。印字しなけければいけません。

ただし、ほとんどの郵便局で容認しています。(「剥がす目的ではない全面圧着物は添付物ではない」という解釈があるようです。)
許可が出ない場合もありますので、理解しておく必要があります。

宛名ラベル3

④Z型圧着の場合、重量に注意
紙の厚みのばらつきで、Z型圧着ハガキの場合Z重さ
仕上がった物が、6gを超えてしまったということがあります。
ハガキ自体はギリギリ6g以内でも宛名ラベルを貼るとオーバーしてしまいます。

対策として、少し小さいサイズで作成したり、紙を少し薄くして作成する方法が一般的です。
デザインは全く問題なくても、投函時にNGとなりハガキの扱いではなくなるケースがありますので気を付けましょう。
 
 
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